サポニンとは多くの植物に含まれる物質で、漢方はもちろん、西洋においても古くから薬用に使われてきました。
このサポニン、実は様々なものが存在し、植物によって含まれる種類も違います。
さらに、そのひとつひとつが異なる特徴を持っているのです。
特に高麗人参に特有のサポニン群は「ジンセノサイド」と呼ばれ、副作用も習慣性もないので、安心して飲みつづけることができます。
また、中枢神経に抑制的に作用するといわれるジオール系、興奮的に作用するといわれるトリオール系の双方が含まれているのも特徴のひとつ。
真逆とも思える性質を併せ持つことで、心身のバランスを整える一助となるのです。
また、紅参はサポニンのほか、新陳代謝などにかかわるミネラル、腸の働きを助けるペクチン、血流を促すアルギニンなどのアミノ酸類、多糖類、必須アミノ酸類、ビタミン類など多くの成分を含んでいます。
「万能薬」と名付けられたのも、うなずける話です。